2017-12-03

Chrome 警告「デベロッパー モードの拡張機能を無効にする」を消す

対象とする警告メッセージ

今回対象とするのは、「デベロッパー モードの拡張機能を無効にする」のメッセージです。

デベロッパー モードの拡張機能を無効にする


パッケージ化された拡張機能を Chrome ウェブストア以外からインストールした場合に表示される「サポートされていない拡張機能が無効」のメッセージではありません。

サポートされていない拡張機能が無効

二つの方法

現在、私が確認が取れているのは、以下の二つの方法です。

  1. Dev 版(Canary 版)を使う。
  2. Stable 版の chrome.dll にパッチを当てる。

2.の方法は dll を直接修正しますのでリスクを伴いますし、Chrome のアップデートで元に戻りますので 1. の方法をおすすめします。

1. Dev 版を使う

公式に記載されている方法です。

重要:Chrome 拡張機能についてのお知らせ - Google プロダクト フォーラム

Google グループでは、オンライン フォーラムやメール ベースのグループを作成したり、こうしたフォーラムやグループに参加したりすることで、大勢のユーザーと情報の共有やディスカッションを行うことができます。

Canary 版よりは安定している Dev 版をおすすめします。

Dev 版は Stable 版と共存可能です。

Chromeブラウザ、PCで安定版とベータ版/開発版の共存が可能に | マイナビニュース

Googleのデスクトップ用ブラウザ「Chrome」の安定版と、開発チャンネルのベータ版 /開発版 を同じPCにインストールして同時に使用できるようになった。これまでで1つの環境にチャンネルの異なるChromeをそれぞれ独立してインストールすることができなかったため、開発段階の技術や機能をいち早く試したいユーザーや開発者は、安定版ではなく、ベータ版または開発版を選ぶ必要があった。

Dev 版のダウンロードは、Chrome Release Channels - The Chromium Projects から可能です。インストールすると、DEV が付いたアイコンが作成されます。

2. Stable 版 chrome.dll にパッチ当て

Stack OverFlow の記事 windows - How to get rid of “disable developer mode extensions” pop-up - Stack Overflow で紹介されている方法です。

手順を説明しておきます。

  1. Stable 版の chrome.dll のバックアップを取っておきます。
    chrome.dll は C:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\[ChromeVersion] または C:\Program Files\Google\Chrome\Application\[ChromeVersion] にあります。
    (ここでバックアップを取らなくても3.でスクリプトを実行すると同じフォルダにchrome.dll.bak が作成されます。)
  2. Stack OverFlow の Answer にあるスクリプトを拡張子.batで保存します。
  3. 保存したバッチファイルを直接実行するか、1.でバックアップ取得済みの chrome.dll をバッチファイルにドラッグアンドドロップします。

以上でパッチ当ては終了です。

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