HTML では
コードの任意の一部のみを強調表示したい場合は、<mark>
タグを使えば良いです。
例えば
<code>
document.write(<mark>"Hello World!!"</mark>);
</code>
と書けば、
document.write("Hello World!!");
と表示されます。
Markdown では
これを Markdown だけで実現する方法はなく、コードブロック自体を Markdown を使わず HTML で記述すれば実現できますが面倒です。そこで、強引にMarkdown のコードブロック中に <mark>
タグを挿入しておき、変換された <mark>
をHTML編集画面でタグ<mark>
に戻すことにしました。
ただし、コードブロック中に <mark>
が元々存在する場合には、それと区別する必要がありますし、StackEdit を使用していると <mark>
がキーワードと認識されて余計なタグが追加されることがあります。そこで、Markdown では <mark>
タグをそのまま使わずコメントアウトした<!--mark-->
で挿入することにします。その上で、最終的にHTMLで <!--mark-->
<!--/mark-->
をコメントインすることにしました。
具体例を書くと、Markdownで
```
document.write(<!--mark-->"Hello World!!"<!--/mark-->);
```
と記載すると、HTMLでは
<pre><code>
document.write(<--mark-->"Hello World!!"<--/mark-->);
</code></pre>
と変換されます。
この <--mark-->
と<--/mark-->
を <mark>
</mark>
に戻せば良いことになります。
Blogger での HTML 編集
Blogger の場合、HTML 編集画面で Chrome 拡張機能の Search and Replace を使えば、正規表現を使って Serach For に <!-- *(\/?)mark *-->
を Replace With に <$1mark>
にセットすことでまとめて置換できます。
ただ、Search and Replace は1パターンしか記憶できませんので、前回の記事のようなパターンの置換も同時に行いたい場合は、打ち変える必要があり少し面倒です。
続く。
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