対象とする警告メッセージ
今回対象とするのは、「デベロッパー モードの拡張機能を無効にする」のメッセージです。
パッケージ化された拡張機能を Chrome ウェブストア以外からインストールした場合に表示される「サポートされていない拡張機能が無効」のメッセージではありません。
二つの方法
現在、私が確認が取れているのは、以下の二つの方法です。
- Dev 版(Canary 版)を使う。
- Stable 版の chrome.dll にパッチを当てる。
2.の方法は dll を直接修正しますのでリスクを伴いますし、Chrome のアップデートで元に戻りますので 1. の方法をおすすめします。
1. Dev 版を使う
公式に記載されている方法です。
重要:Chrome 拡張機能についてのお知らせ - Google プロダクト フォーラム
Google グループでは、オンライン フォーラムやメール ベースのグループを作成したり、こうしたフォーラムやグループに参加したりすることで、大勢のユーザーと情報の共有やディスカッションを行うことができます。
Canary 版よりは安定している Dev 版をおすすめします。
Dev 版は Stable 版と共存可能です。
Chromeブラウザ、PCで安定版とベータ版/開発版の共存が可能に | マイナビニュース
Googleのデスクトップ用ブラウザ「Chrome」の安定版と、開発チャンネルのベータ版 /開発版 を同じPCにインストールして同時に使用できるようになった。これまでで1つの環境にチャンネルの異なるChromeをそれぞれ独立してインストールすることができなかったため、開発段階の技術や機能をいち早く試したいユーザーや開発者は、安定版ではなく、ベータ版または開発版を選ぶ必要があった。
Dev 版のダウンロードは、Chrome Release Channels - The Chromium Projects から可能です。インストールすると、DEV が付いたアイコンが作成されます。
2. Stable 版 chrome.dll にパッチ当て
Stack OverFlow の記事 windows - How to get rid of “disable developer mode extensions” pop-up - Stack Overflow で紹介されている方法です。
手順を説明しておきます。
- Stable 版の chrome.dll のバックアップを取っておきます。
chrome.dll はC:\Program Files (x86)\Google\Chrome\Application\[ChromeVersion]
またはC:\Program Files\Google\Chrome\Application\[ChromeVersion]
にあります。
(ここでバックアップを取らなくても3.でスクリプトを実行すると同じフォルダにchrome.dll.bak が作成されます。) - Stack OverFlow の Answer にあるスクリプトを拡張子
.bat
で保存します。 - 保存したバッチファイルを直接実行するか、1.でバックアップ取得済みの chrome.dll をバッチファイルにドラッグアンドドロップします。
以上でパッチ当ては終了です。
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